ボランティアグループ「こうのとり」の月刊テープ雑誌に掲載されたお店を訪ねてみました。
- ジャネットおばさんの神戸カリー 1996(H8)/10/25
ハーバーランド・オーガスタビル地下にある、カウンター形式のカレーのお店です。こちらの会社は、一般企業の食堂を中心に営業していましたが震災以後、外食産業一号店としてオープンしました。店員の中野さんも、神戸製鋼の食堂で栄養士をされていましたが、こちらへ配属となりました。ジャネットおばさんのことを聞いてみたところ、何に由来するのか不明なのですけれど、なぜか「ジャネットおばさんの神戸カリー」なのだそうです。
肝心の点字のメニューは、一覧表タイプとブックタイプがあり、どちらも素晴らしい出来ばえです。かつカレー、フライドポテト、そしてセイロン紅茶をいただきました。
- ヘルシーレストラン・ナチュール 1996(H8)/11/22
「しあわせの村」・温泉健康センター1階にあるレストラン。店内に入ると食券売り場がありました。「点字のメニューを見せて下さい。」すると係りの人が、「こちらです。」と言うなり店の外へ。私は、「あれれ。」と思いながらもついて行くと、ショーウインドウの足元にはってありました。モネとしゃがみながら読んでみました。ホコリで汚れています。あまり利用されていないようです。ともあれポテトとコーラーを頼み、モネをテーブルの下にダウンさせると椅子がサッと引かれました。「盲導犬がよく見えるように…」犬好きのお客さんが多く、なごやかなお店でした。
- レストラン・プリミエール 1996(H8)/11/29
「しあわせの村」ホテル2階。様子をうかがっていると、店の中から「どうぞ。」ラッキー、「盲導犬です。お願いします。」モネのシッポはフリフリで、ぐんぐん店の奥へ入って行きます。自然な対応ぶりで気分はルンルン。立派な点字のメニューが備えてありました。もう、うきうき気分です。「よーし、サーロインステーキだ。」
- 喫茶ナフシャ 1996(H8)/12/20
神戸新開地・神鉄一番館ビル裏側南西あたり、道路ぞいです。印刷会社の一階をバリアフリーの喫茶店に改造。天井は高く、少しガランとした感じの店内にエスニック調の音楽が流れ、食欲をそそる香りが溢れています。残念ながら、点字のメニューはまだ出来ていませんでした。シナモンココアとシナモントーストをいただきました。この印刷会社の社長さんが、神戸中央ライオンズクラブのメンバーで、ナフシャのオーナーさんにお声かけをしていただいたらしく、兵庫県盲導犬協会の募金箱もありました。最後に御自慢のトイレを拝見。電動式のアコーディオンカーテンは、ボタン操作で開閉します。西洋便器の便座は、私の好きなあったかタイプ。車椅子用のスペースですから盲導犬とでも大丈夫。「なあモネ、これだけの広さだったら、なぁ。」あれあれ、モネはそっぽを向いてシッポはだらり。どうやら私と二人じゃあ、お嫌なようです。
立派な点字のメニューができました。 1997(H9)/4/13
神鉄新開地駅からモネと二人で行けるよう、サポーターの三浦さんにナフシャへのルート講習をお願いしました。放置自転車の多さにビックリ。ウロウロしていると、お店の方が見つけてくれました。見事な点字のメニューができていました。どれどれ、ふむふむ。読みやすくできています。オムライスを発見! これは、なかなかでした。おすすめです。
- コーヒーショップ ブルースカーフ 1997(H9)/2/14
「しあわせの村」ホテル1階。新聞紙大の一枚タイプ。大きくてちょっと読みにくい。とりあえずサンドイッチを注文。「あれれ、しまった!」手作りケーキが、20種類以上もあったのでした。残念無念。
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